アーカイブ

「皿まわし暗記術」で、覚えたことをメンテナンスする

勉強もまさにそれと同じです。新しい皿を10枚、20枚、30枚とどんどんまわしていきつつ、それらのすべてがつねにまわっていられる状態を保つことで、実力がついていくのです。覚えっぱなしではなく、皿をまわしつづけなさい。ところが、受験生や社会人の勉強を見ていると、メンテナンスがほとんどできていないように感じます。どんどん新しい知識を覚えていくのですが、覚えた知識へのメンテナンスをきちんとしていないため、どんどん忘れていくのです。皿まわしにたとえれば、10枚、20枚、30枚と次々に皿をまわしているのですが、結局、まわっている皿はつねに3枚程度といった感じです。これでは、皿まわしの「芸」とはとてもいえません。大切なことは、全部の皿がつねにまわっているようにきちんと監視し、グラグラしてきたらきちんとメンテナンスしてあげることです。つまり、1回覚えたらそれでいいのではなく、忘れるころ合いを見計らってもう一度反復する。それを何度も繰り返すことで、ようやく忘れない記憶となるのです。実際に私の感覚からいうと、100回は繰り返さないと覚えられないと思います。本当にどんどん忘れていきますから……。暗記は、とにかく反復・繰り返し。これしかありません。「ラクラク覚えられる魔法の暗記術」を探すよりも、毎日少しずつ新しいことを覚えつつ、メンテナンスも忘れないことが何よりも重要なのです。新しい知識を覚えたら、古い知識のメンテナンスもかならず行なうこと!