アーカイブ

マンションの隣り合う住戸の間取り

マンションの隣り合う住戸の間取りは、台所と台所、トイレとトイレ、寝室と寝室というように、鏡に写したように左右対称形になっているのが一般的だと話した。そして、「そのせいで、冷蔵庫の置き場所によっては扉の開閉が反対側に向いてしまって困る」と答えた。するとその後一年ほどして、そのメーカーから「左右どちらからでも扉の開閉ができます」という新商品が売り出され、驚いた。間取りが左右対称形になっていると、給排水管のパイプシャフトを一ヵ所に集約できるなどのメリットがあるうえに、遮音対策上も効果的だ。浴室の隣りが浴室であれば、同時に風呂に入っていても、シャワーの音などさほど気にならないものだ。ところが、敷地の形状などの関係から、必ずしも左右対称形になるケースばかりではない。自宅の寝室が、隣接住戸では浴室やトイレという場合が起こり得るのだ。界壁を厚くしたりプラスターボードを張ったりして遮音対策を行っていないと、深夜寝ているときに、隣り住戸の浴室やトイレで水を流す音が聞こえてくることがある。購入する住戸を選ぶときには、自分の住戸の間取りばかり見ていないで、隣り住戸の間取りにも気配りすることだ。