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婚約破棄は、堂々と発表する

婚約期間中の交際で、相手の好ましくない面を発見したり、性格が合わないことがわかったりする場合があります。よく考えた末、どうしても結婚へふみ切れないと判断したら、婚約を解消するのもやむをえません。世間体が悪いとか、紹介者の顔をつぶすからと不本意ながら結婚してしまうのは不幸です。婚約破棄の話し合いは、コソコソするより第三者を間に立て、堂々としたほうが詮索を受けないですみます。仲人がいれば仲人を通じて、恋愛関係の場合は年配の知人に立ち会ってもらって話をつけるのが賢明です。婚約のために交換した金品や手紙類は、立会人を通じて返します。婚約披露をした場合は、解消の通知を忘れないこと。また、欧米では婚約が破れた場合は、女性の母親が婚約を取り止めた旨の通知を出します。その場合、決して理由を説明しないのがエチケットです。また聞きただすべきでもありません。婚約が破れれば、婚約指輪をはじめ、お互いに交換した品物と手紙を返却するのはもちろんです。同時に友人からの贈り物も、「せっかくお祝いにいただいたのですけれども……」と簡単に婚約解消の旨を伝えて返します。この際も理由に触れることはお互いにタブーです。この場合、「お返しする」とは言わずに、「お納め願います」と持っていくのが少しでも後昧のわるい思いを残さず礼儀にかなった挨拶です。